こんにちは。
「逃げ恥ロス」中の 院長 姫野です。
あ、すみません。冒頭からモリ過ぎました。
皆さんは当然ご存知だとは思いますが、どうやらこのドラマ、社会現象にもなっていたとの事ですね。
実は…数日前まで内容以前に存在すら知りませんでした…ファンの方失礼致しました。
つい先日フェイスブックで、ある治療家の先生が星野源さんの本を紹介されていて、「誰だそれ!?」と思って色々調べてみました。
まずはwikiで調べてみたところ、YMOの細野晴臣さんにソロになる様に勧められたとの事。YMOのCDを全部持っている自分としては、出だしからいきなりフックが掛かりました。
次にユーチューブで曲を聴いてみました。ここでまた「お!何か聞いた事ある曲だな」と思いました。日焼け止めのCM曲になってたやつじゃないか!
最近テレビを殆ど見ない生活をしておりますので、流行に疎くなっていました。いや、言い訳はいけません。色々な所にアンテナを張っておかないとダメですねー。
で、先ほどの先生が紹介されていた星野源さんの著書「蘇える変態」を読んでみました。
前半は、簡単にいえば星野源さんの半生を色々面白おかしく纏めている感じでしょうか。音楽制作や芝居の事、多少エロ話の要素が多めかもしれませんが…。
そして後半戦からはかなり壮絶な内容になります。2012年の年末、役者、歌手、文筆家として活躍していた時期に突然のくも膜下出血。緊急手術。地獄の様な入院生活。再発、二回目の手術。逃れられない激しい痛みとの戦い。
「死ぬ事よりも生きようとする事の方が圧倒的に苦しい」
ここに至るまでの間には色々な予兆があった事でしょう。文中にこの様な一節があります。
「眠れない。いや、違う。不眠症ではなく、極めて普通に眠っている時間がない」
それから
「数年前からうなされて起きる事がよくある」と。
様々な仕事が玉石混交としており、2、3時間の睡眠ですら、翌日の撮影に寝坊する恐怖から机に突っ伏して、体に毛布を巻きながら寝る毎日であったとあります。
忙し過ぎた結果、心を病んでしまった、とも。
有名人はそれじゃなくても人に見られる仕事な訳です。華やかな世界の一方でストレスも多い事でしょう。
一般人と比べて相当タフな精神力の持ち主であっても、心のバランスが取れなくなってしまうのは仕方がないのかもしれませんね。
要は、病気にならない為には、いかにストレスを溜めず心身のバランスを保つかという事が非常に大事だという事です。
・まず無理し過ぎない
・適度な運動をする
・楽しい気持ちを保つ
・趣味を持つ
・しっかり休息する
・逃げ道を作る
・体のメンテナンスをする
何でも良いです。
心身のバランスが傾き過ぎない様にしましょう。
この本を読んでから再度楽曲を聴くと最初と全然違った感覚で入ってきました。ビデオクリップに術後すぐの病室での姿が一瞬写ったりしているのも意味があるんですね、とか。
厳しい状況で死の淵から舞い戻った星野源さん、ありがとう!色々新しい発見がありました。恥ずかしながら、「逃げるは恥だが役に立つ」の事は数日前まで一切知りませんでしたが…。
どうやら明日、2017年5月17日には『Music Video Tour 2010-2017』というタイトルのミュージックビデオ集のDVDも発売される様です。要チェックですね。
今後はファンの皆さんのお邪魔にならない様に、ひっそりと応援します!
・星野源『Music Video Tour 2010-2017』特設ページ
http://www.hoshinogen.com/special/mvt2017/
◆最後に今回の書籍で一番好きな一説
「生きた証や実感というのは、その人の外的行動の多さに比例するのではなく、胸の中にある心の振り子の振れ幅に比例するのだと思う。」
あなたも心のメーターを振っていきましょう。
「ホームページを見て…」とご連絡下さい。
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